2017年12月9日土曜日

オープンして1年、サンウェイ・ベロシティモールの今

今日12月8日にオープン1周年を迎えたSunway Velocity
サンウェイ・ベロシティは、至近距離にあるAEON Mall Maluri(イオンモール・マルリ)に
宣戦布告するかの如く出来たホテル・住宅・事務所・商業の複合施設です。

昨日近くまで行ったのが夜だったのでちょこっとだけ見るつもりでしたが、
やはり仕事柄、結構本気モードでじっくり見てしまいました。(笑)

サンウェイ・ベロシティモール
https://www.sunwayvelocitymall.com/
まだ雨季なので雨の中行って参りました

2つあるうちの1つ目のアトリウムではクリスマスイベント開催中 

この時期インスタ撮影スポットが多いのもマレーシアのモールの特徴
子供受けする様々な演出。一緒に撮影したくなりますね。
子供を撮影しまくるママさんが印象的でした
大変ご無沙汰いたしました!
最近は専らfacebookに投稿していたのでブログは超・・・久しぶり。
そんな私の、この投稿をご覧いただき誠にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願いします。

古くからの集合住宅も多く足元商圏が濃いこのエリア、
立地創造型とは違い元々お客さんがいるお土地柄です。

ノンハラルの飲食も比較的多いのも特徴の1つで、B1FのGO NOODLE HOUSE(有間麺館)
平日(木)の夜20時過ぎという時間で満席かつウェイティングの列でした。

これは私が講演を依頼された時に時々触れることなのですが、
日本からの出店やテストマーケティングを検討している方は、エリアマーケティングに長けた所と仕事することをお勧めします。

日本ではエリア分析をきちんとしてから出店するのに、
マレーシアに来た途端にエリアマーケティングを二の次にして、手続きのしやすさ等を優先し、
結果として成功に結びついていない残念な事例をよく見ます。

クアラルンプールもエリアによって、どう違うのかをフラットにきちんと語れる所と組むと良いですね。


B1Fでこの店だけがぎっしり満席(平日20時台)

GO NOODLE HOUSE(有間麺館)

B1Fスーパーマーケットに続く通路は飲食・ヘルスケア・雑貨で構成

KFCやOLD TOWN WHITE COFFEEもモールの環境にマッチした新しい内装で展開
スーパーマーケット階と地下駐車場とのアクセス。もちろんショッピングカートで行けます!

こちらのモールは施設規模の割にスーパーマーケットの規模が小さい印象です。

そこには至近距離にあるAEON Maluriの健闘や、
今年3月に同一エリア内にIKEAを誘致して開業したMyTown Shopping Centreとの
テナント誘致合戦も垣間見れ、今後も見逃せません。

週末の賑わいも含めて今後も継続して見てみようと思います。
AEON MaxValu Prime Supermarket

環境的にはSunway Putra Mallに近く、アトリウムや上層階の作りでどことなく共通点がありますが、
こちらはもっと大規模です。

最上階には2Fブチ抜きの空間がありより開放的環境です。
ゾーンごとにコンセプトを設定するなどSunway Pyramidでのノウハウが随所に生かされていますが、
何れにしても関係者のご苦労がひしひしと伝わって来る施設です。
最上階には2フロア分の開放的空間が広がります。




主動線から向こう側の主動線へと繋がるサブ動線

Sunway mallではお馴染みの汽車ポッポ。光ってます!

ほとんどBMWようなカートで運転します。(下記ガンダムより小さい幼児用)

ガンダム的乗り物。私も実は乗りたい・・。(笑)

1回5分でRM15(約420円)なので決して安くない。
でも乗りたい、幼児用なので無理ですが。(笑)
Sunway Putraとどことなく似ているもう1つのアトリウム

昨年まではAEON Mall Maluriしかなかったこのエリアに今はモールが合計3つ。

一気に商業面積が増えオーバーストアかと危惧しますが、
経済成長と共にエリア全体への集客が増え、共存共栄で栄えることを祈るばかりです。


【核テナント】
PARKSON(百盛)、Hervey Norman、TGV Cinemas、Aeon Maxvalu Prime Supermarket

【環境的な特徴】
圧巻のエスカレーター5箇所配置。
何がなんでも上層階まで顧客回遊させるぞ!という施設側の意気込みと資金力を感じます。フロア内の両端にアトリウム、フロアを回遊するように主動線で繋ぎ、主動線上にエスカレーター(縦動線)を5箇所配置。(実は対抗するMyTown shopping centreも実はエスカレーターは5箇所配置です。)

2つ目のアトリウムでは輸入車のイベント。ベントレー、BMWやロールスロイスが並びます。
因みに左のベントレーはお値段ディスカウントでRM1,030,000.(約2800万円)


シネコンのTGV Cinemas。こちらの横にもフードコートが広がっています。飲食多し! 

家電量販店 Harvey Norman
3F PARKSONの家庭用品フロアの横に隣接するフードコートmakan makan by PARKSON
新しい試みもちらほら。

makan makan by PARKSONの環境は隣接する家庭用品の商品と整合性が有ると説得力が増しますね。

しかし、周辺の道路は長期に渡る工事用車両の往来からか穴ボコだらけ。

道路にいきなり大きな穴!はこちらマレーシアあるあるですがタイヤには優しくありませんので、
車で行かれる方はご注意くださいませ〜。

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