2018年8月15日水曜日

華人系の多いKLプタリン・ジャヤ。スターリングモールにピンポイントで出店した中国テナントとは!?


クアラルンプールの西側にあるプタリン・ジャヤ(セランゴール州)。

何でも短縮形で表現するのが好きなマレーシアではクアラルンプールのことをKLと呼びますが、
プタリン・ジャヤ(Petaling Jaya)も頭文字を取って現地ではPJと呼ばれています。


立地特性をうまく捉えて健闘しているスターリングモール(The Starling)

そのPJに2017年1月に開業したスターリングモール(The Starling)ですが
https://www.thestarling.com.my/


オープン当初は約2割の区画が埋まらず、集客もまばらだったこのモールですが、飲食テナントの比率を高め、更に飲食の中でバリエーションを豊富にしたこともあって、最近は週末ともなると人でごったがえしています。



華人系の多い街PJならでは!『ワインの試飲販売』

PJと言えば、圧倒的に華人系が多いエリアです。
その立地特性を活かして、ワインの専門店もあります。


日本人が見ると普通と思えるワイン専門店も、飲酒がNGのイスラム教徒が圧倒多数を占めるマレーシアではなかなか表立ってショップを構えるという考え方がしにくいのが現実です。

こちらは華人系が多いエリアなので堂々と店を構え、シャンパンやワインの試飲も積極的です。ちなみにマレーシア歴が長い私もワインの試飲を見たのはこれが初めてです。


スーパーなどでプロモーターが試食を勧めるのは珍しくない国ですが、ワインの飲み比べを勧めるプロモーターはまだまだ珍しいと言えます。
こんな点でも変化するマレーシアを感じます。

華人系の多い街PJならでは!『中国本土から来た書店』

さて、今回は華人系の多いエリアのこのモールにピンポイントで中国本土から進出している大型書店があることに唸りました。


このモールにはローカルのPopularとう書店もあるので、合計2つの大型書店があることになります。ですので、これがどこまで受け入れられるかは今後を見守るしかありませんが、モールとしてのチャレンジは素晴らしいと思います。

中国湖北省から進出の『Book Xcess(九丘书馆)』は2017年5月に開店。


台湾の誠品書店と日本の蔦屋書店を足して2で割ったような雰囲気です。
中のカフェは、スイーツの種類も豊富で、カフェに併設のカフェというよりもカフェだけで独立してビジネスが可能な内容で、視察当日も親子連れがスイーツを美味しそうに食べる姿が微笑ましかったです。
このアングル、一瞬、蔦屋書店かと思いました
本のグルーピングと見せ方も洗練されています

モールのコンセプトは『The Mall in a Park』
モールには小川が蛇行する27,500平方フィート(2,554平米)の公園エリアがあり、マレーシアのグリーンビルディングインデックス(GBI)のゴールドスタンダード達成を目指しているとのことです。

このモールのサインにも一工夫があり、モールのコンセプト『The Mall in a Park』を踏襲した自然志向の素材とデザインになっています。

こんなサインならつい見てしまいますね


This is Malaysia! フードコートのサインが面白い!
あと、さすがマレーシア!と一番ウケたのがフードコートのサイン。


どのモールでも見かけるNO OUTSIDE FOODの隣に『NO SLEEPING』のサインが。
確かに食事の後は眠くなりますし、横になったら丁度気持ちよさそうなソファもあったので寝たい気持ちはよくわかります。

直感的に何がNGかわかるサイン

イラスト化してわかりやすくサインで”直感的に伝える”というのは、平均年齢28歳のノリの良いマレーシアならではですが、日本も見習う点があると思います。

この直感的にというのがとても大事で、意識しないでも目に入る、無意識に入ってしまう店づくりにが大切です。(いつも顧問先にこのことをお伝えしています。)


【スターリングモール概要】
・コンセプト:The Mall in a Park
・7フロア構成(地下1階、地上6階)
・デベロッパー:See Hoy Chan Sdn Bhd
・賃貸面積(L/A):450,000平方フィート(41,806平米)
・テナント数:約200
・大型テナント:MBOシネマ、Jayaグローサー(SM)、SSFホームデコール、CHI-X(フィットネス)、Book Xcess九丘書館(書店)、Popular(書店)、Padiniコンセプトストア(ファッション)、Nichii(ファッション)

【計画上のテナント構成】
・飲食(F&B)30-35%
・ファッション 20%
・ホームデコレーション 10%
・スーパーマーケット及びグロサリー 35-40%





出典 2016/9/26
https://www.edgeprop.my/content/898309/starling-mall-open-end-november-least-85-occupancy


2017年12月9日土曜日

オープンして1年、サンウェイ・ベロシティモールの今

今日12月8日にオープン1周年を迎えたSunway Velocity
サンウェイ・ベロシティは、至近距離にあるAEON Mall Maluri(イオンモール・マルリ)に
宣戦布告するかの如く出来たホテル・住宅・事務所・商業の複合施設です。

昨日近くまで行ったのが夜だったのでちょこっとだけ見るつもりでしたが、
やはり仕事柄、結構本気モードでじっくり見てしまいました。(笑)

サンウェイ・ベロシティモール
https://www.sunwayvelocitymall.com/
まだ雨季なので雨の中行って参りました

2つあるうちの1つ目のアトリウムではクリスマスイベント開催中 

この時期インスタ撮影スポットが多いのもマレーシアのモールの特徴
子供受けする様々な演出。一緒に撮影したくなりますね。
子供を撮影しまくるママさんが印象的でした
大変ご無沙汰いたしました!
最近は専らfacebookに投稿していたのでブログは超・・・久しぶり。
そんな私の、この投稿をご覧いただき誠にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願いします。

古くからの集合住宅も多く足元商圏が濃いこのエリア、
立地創造型とは違い元々お客さんがいるお土地柄です。

ノンハラルの飲食も比較的多いのも特徴の1つで、B1FのGO NOODLE HOUSE(有間麺館)は
平日(木)の夜20時過ぎという時間で満席かつウェイティングの列でした。

これは私が講演を依頼された時に時々触れることなのですが、
日本からの出店やテストマーケティングを検討している方は、エリアマーケティングに長けた所と仕事することをお勧めします。

日本ではエリア分析をきちんとしてから出店するのに、
マレーシアに来た途端にエリアマーケティングを二の次にして、手続きのしやすさ等を優先し、
結果として成功に結びついていない残念な事例をよく見ます。

クアラルンプールもエリアによって、どう違うのかをフラットにきちんと語れる所と組むと良いですね。


B1Fでこの店だけがぎっしり満席(平日20時台)

GO NOODLE HOUSE(有間麺館)

B1Fスーパーマーケットに続く通路は飲食・ヘルスケア・雑貨で構成

KFCやOLD TOWN WHITE COFFEEもモールの環境にマッチした新しい内装で展開
スーパーマーケット階と地下駐車場とのアクセス。もちろんショッピングカートで行けます!

こちらのモールは施設規模の割にスーパーマーケットの規模が小さい印象です。

そこには至近距離にあるAEON Maluriの健闘や、
今年3月に同一エリア内にIKEAを誘致して開業したMyTown Shopping Centreとの
テナント誘致合戦も垣間見れ、今後も見逃せません。

週末の賑わいも含めて今後も継続して見てみようと思います。
AEON MaxValu Prime Supermarket

環境的にはSunway Putra Mallに近く、アトリウムや上層階の作りでどことなく共通点がありますが、
こちらはもっと大規模です。

最上階には2Fブチ抜きの空間がありより開放的環境です。
ゾーンごとにコンセプトを設定するなどSunway Pyramidでのノウハウが随所に生かされていますが、
何れにしても関係者のご苦労がひしひしと伝わって来る施設です。
最上階には2フロア分の開放的空間が広がります。




主動線から向こう側の主動線へと繋がるサブ動線

Sunway mallではお馴染みの汽車ポッポ。光ってます!

ほとんどBMWようなカートで運転します。(下記ガンダムより小さい幼児用)

ガンダム的乗り物。私も実は乗りたい・・。(笑)

1回5分でRM15(約420円)なので決して安くない。
でも乗りたい、幼児用なので無理ですが。(笑)
Sunway Putraとどことなく似ているもう1つのアトリウム

昨年まではAEON Mall Maluriしかなかったこのエリアに今はモールが合計3つ。

一気に商業面積が増えオーバーストアかと危惧しますが、
経済成長と共にエリア全体への集客が増え、共存共栄で栄えることを祈るばかりです。


【核テナント】
PARKSON(百盛)、Hervey Norman、TGV Cinemas、Aeon Maxvalu Prime Supermarket

【環境的な特徴】
圧巻のエスカレーター5箇所配置。
何がなんでも上層階まで顧客回遊させるぞ!という施設側の意気込みと資金力を感じます。フロア内の両端にアトリウム、フロアを回遊するように主動線で繋ぎ、主動線上にエスカレーター(縦動線)を5箇所配置。(実は対抗するMyTown shopping centreも実はエスカレーターは5箇所配置です。)

2つ目のアトリウムでは輸入車のイベント。ベントレー、BMWやロールスロイスが並びます。
因みに左のベントレーはお値段ディスカウントでRM1,030,000.(約2800万円)


シネコンのTGV Cinemas。こちらの横にもフードコートが広がっています。飲食多し! 

家電量販店 Harvey Norman
3F PARKSONの家庭用品フロアの横に隣接するフードコートmakan makan by PARKSON
新しい試みもちらほら。

makan makan by PARKSONの環境は隣接する家庭用品の商品と整合性が有ると説得力が増しますね。

しかし、周辺の道路は長期に渡る工事用車両の往来からか穴ボコだらけ。

道路にいきなり大きな穴!はこちらマレーシアあるあるですがタイヤには優しくありませんので、
車で行かれる方はご注意くださいませ〜。

2015年9月19日土曜日

三井アウトレットパークKLIA 視察レポート1

マレーシアの独立記念日である8月31日。
イギリスから独立を勝ち取った記念すべき祝日に視察しました。
そんな好材料も後押ししてかモールの中は人、人、人。駐車場もほぼ満車。

このアトリウムの上をジャンボ機が低空飛行する景色も空港立地ならでは。

KLIA・KLIA2の両方から無料シャトルバスが出ています。
写真はKLIA空港内のサイン。お金とコネがあれば空港にもサインが設置できてしまうマレーシア。

三井アウトレットパークKLIA行バス時刻表。だいたい1時間に3本の頻度。
空港からアウトレットに向うバスの中で繰り返し流れるアウトレットモールのプロモーション動画で購買欲を刺激。
バスの中から顧客体験は始っています。
もちろん、バスの中はキンキンに冷えています。

バスは入口の真横に到着。モール内のエアラインチェックインカウンター、荷物預かりとも一番近いリレーション。

物販テナントもちゃんと集客できているのが強み

ショッピングモールの開業時期は、ぶらぶら歩くだけの地元客が飲食とスーパーに集中し、
物販はパラパラというパターンが多いですが、ここは物販もよく集客しており、
しっかり買物するリアル顧客が多いというのが率直な感想。
さすが首都KL、やっぱり商業は商圏次第、ジョホールとは違うなと実感しました。

この立地で飲食が充実しているのは当然ですが、搭乗時間まで余った時間を潰さなければならない人にとってはとてもありがたいですね。

https://www.mitsuioutletparkklia.com.my/



ラグジュアリーは最低限に抑え、お馴染みの人気ブランドで構成

アウトレットと言っても日本人がイメージするラグジュアリーブランドはほとんど無し。
これが今のマレーシアの現状です。

バリー、ボス、ゼニア、ラルフローレンというグレードで、その上のブランドは一切なし。
その代わり、マレーシア人がちょっと背伸びをしていつかは買ってみたいなと名前だけ知っていたブランド、
よく行くショッピングモールでいつも見ているお馴染みのブランドが沢山あるのも
ローカル顧客には受け入れやすく親しみやすい構成です。

シンガポールからの集客も見込める他社経営のJPO(ジョホールプレミアム・アウトレット)にはあって、ここにはない
ラグジュアリーブランドがあるのは、既存店と同一商圏という近さも影響していると思いますし、
一般のマレーシア人に欧米のラグジュアリーブランドがほとんど認知されていないのも理由の一つ。

また更に上のラグジュアリーブランドがないのは、
ブランド側からしても中国人や中東の観光客がプロパーで山のように買っていくので、
わざわざアウトレットに出店する必要がないということでしょう。



日本のファッションブランドはここでも弱し

あと日本のファッションブランドは存在感ゼロでした。
あれだけ人で溢れていたモールの中で一人もお客様が入っていない悲しい店が日本ブランドというのが、
俗にいうナショブラ(ナショナルブランド)の置かれた現実を物語っているのではないでしょうか。

百貨店のインショップ中心の出店戦略およびECと併せたリアルショップのアジア展開を積極的にしていなかったから仕方ありませんが、もう時既に遅しという感じです。

かばんのエースやオニツカ・タイガーなどうまくアジアシフトしているブランドにはちゃんと集客できていたのがすごくわかりやすい。
日本の小売業の歴史と共に歩んできたファッションブランドのプレゼンスがないのは
同じ日本人として悲しい現実であり、自分も役に立って行きたいと思います!


入場者が多い日に入店客がいないテナントは悲しい限り。是非がんばっていただきたい!

まずはアウトレットを体験してもらうこと、その先にある第2フェイズに期待

アウトレットという業態そのものの認知度がほとんどないマレーシアで、首都クアラルンプールに出来たアウトレットですから、まずはアウトレットを体験してもらうことにも深い意味があります。

そして顧客体験が一通り済んだ時点でのブランドの入れ替えおよび増床もこれからの見どころです。
(↓本文は下にもあります。)


ラグジュアリーブランド バリー

ポロ・ラルフローレン。こちらではラグジュアリーの位置づけで展開

各SCでお馴染みの人気ブランド トップショップ

各SCではお馴染みのドロシーパーキンズとミスセルフリッジ。
こちらのブランドは知っていたけど今まで買えずにいたので、
アウトレットなのでちょっと背伸びして買ってみようという反応の地元っ子も多いはず。

アジアでお馴染みのスーパードライ。極度乾燥しています!も人気。

マレーシア版サマンサタバサのカルロリノ




あくまでも処理能力とセキュリティーの理由!?入場制限のナイキ、リーバイス、アディダス

でもロープを張って入場制限するナイキやアディダスは久しぶりに見たような気がします。
店の広さに対してもっとお客を入れてもいいだろうに、と思いつつ
ここマレーシアでは、ショップ側の処理能力とスピードとの関係でそうしているのでしょうが、
かつて百貨店の地下で御座候(どら焼き屋さん)が
鉄板の稼働を下げて意図的に行列を作っていたのを何となく思い出しました。


私がこのモールを訪ねた理由でもあり、最も見たかったブランド、
注目のショップに関しては次回の投稿で詳しく!

いずれにせよ、今後も継続して定期的に見ていきます。

なぜか入場制限のナイキ
こちらも入場制限のリーバイスストア

入場制限ブランドの中で一番人気はアディダス。
だからと言って店内がごった返している訳ではありませんが・・。






2015年8月9日日曜日

マレーシアのEC 市場規模はどのくらいなのか?


9月にマレーシアのリアル小売業の方に、
小売業や商業施設のマーケティング、ブランディングに関して4時間の講義を2種類することになりました。

そんな訳でその内容を考え中!

レクチャーされた経験のある方ならおわかりかと思いますが、
合計8時間の内容を構成するのは、いやーなかなかタフな作業でございます。

完全に産みの苦しみを味わっています。
でも会社から選ばれた精鋭達の熱くまっすぐな眼差しを思い出し、
一人でも多くの方に喜んでいただけるのを楽しみにガンバリます。


で、結局のところ、マレーシアのEC市場規模ってどのくらいなの?


そんな疑問に答えた最新のレポートをEコマースMILOで見つけたのでまとめました。
http://www.ecommercemilo.com/2015/06/what-is-malaysian-ecommerce-market-size-2015.html#.VcbPi3Htmkp


リアル店舗の方々が知っているようで知らないこと、
マークしているようでマークしていない世の中の動きも含めてお話する講義になりそうです。



【上記の記事のまとめ】

5月にiPay88が公表した指標によると
 ・iPay88の月間平均オーダー数 140万オーダー
 ・iPay88の平均単価 RM100(約3300円)
 ・iPay88はシェア70%

 →よって2015年のマレーシアのEC市場規模予測 RM24億(約792億円)

(※ このシェア70%というのはpayment gatewayの中でのシェアが、ということなのだと理解します。)


因みに2011年にニールセンが予測したサービスやチケット手配も含む2015年のEC市場規模は約58億RM(約1914億円) RM=33円換算


で、実際の市場規模は?
と、MOLPayのCEOのEng Sheng Guan氏に聞いたところ

 ・市場規模は20億ドル以上(約2400億円)
 ・サービスやチケット手配を除く実際のモノの市場規模は全体の30%なので、1ドル120円で計算すると約800億円ということになります。


上記の数字とも合致する数字ですね。


あと、この記事にもある毎月オン・ラインで買物をしている人の延べ数700万人という数字。
人口3000万人の国の700万人という数字。

国民の4人に1人が毎月オンランで買物をしているということになります。
GSTの導入で小売販売額の成長率の数字が下方修正される中、ECの動きに要注目です。

ブログはこのくらいにして、さぁ講義の資料をまとめよう。。。






2015年7月15日水曜日

日本の常識はアジアでは通用しない話 【航空券キャンセル編】

先日ジャカルタ行きの航空券をマレーシアで買ったときの話です。

ガルーダ・インドネシア航空のチケットを買ったところ、予定より2時間遅れて出発するとの連絡がありました。
空港に行ってから待たされるより、出発前にわかってラッキーです。

ということは2時間遅れで出発する保証はないと考え、
それより1時間早く出発するマレーシア航空のチケットを即手配し、
ガルーダのチケットをキャンセルする連絡をしました。

機体が遅延するのでキャンセルしたのだから、当然その時点で返金されると考えるのが普通の日本人的感覚。
しかしここは何でもありのマレーシア。

キャンセルの電話をした時に、念の為に聞いてみた。
私: 『Refundはいつされますか?』

するとガルーダのマレーシア基地の担当者から意外な一言が!
ガルーダ担当者: 『Refundをご希望ですか?』 (えー、マジー!?何それーー!)




キャンセルと返金は別という考え方がある

もちろん返金を希望すると言ったところ、電話では返金申し込みはできないので、
返金の手続きをメールでするようにとのこと。

そして、その手続きが挫けそうになるくらい手間がかかるのです。(これが狙いか!)
返金を希望する旨をメールで申し出て、そのメールに予約番号や、パスポート番号、クレジットカード番号や、クレジットカードアドレスなどの詳細情報をもれなく記載せよと・・・。

しかも、手数料が引かれて全額返金されない!
時給を考えたらこっちだって手数料が欲しいと言いたいくらい・・。
2時間遅れでも乗れというのが航空会社の考え方。
手数料引かれても早く行きたい人だけ他に乗って下さいということなんです。

ここまで聞いてキレそうになる気持ちをお釈迦様と聖母マリアを同時にイメージすることでなんとか抑え、
ケンカしても仕方ないので大人しく従うことに・・。


そうなんです!
一旦懐に入ったお金はよっぽどでなければ返ってこないのがアジアの常識 なのです。


結局言われた通りのメールを出し、ガルーダからメールを受け付けたという返信が後日ありました。
これで一件落着と思いきや、油断大敵!

メールの内容をよく読むと、メールを受け付けましたというガルーダからのメールを確認しましたということを、
こちらから返信をして初めて返金手続きが開始されるということでした。
ここまで来ると立派!この強い姿勢、尊敬します。
多分、この時点でメールをよく読まないで返信しないで返金しない休眠者が何パーセントか出るのでしょう。


【常識を疑うこと、そして確認するプロセスを省くとアジアでは損をする】

しかもこの話、別のオチがあります。
ガルーダが2時間遅れるということで、それより1時間早いマレーシア航空のチケットを手配して、ガルーダのチケットをキャンセルした後でマレーシア航空から連絡が!(思い切り悪い予感・・)

ガルーダに輪をかけてマレーシア航空は3時間遅れるとのこと。
根負けしそうになりましたが、マレーシア航空はキャンセルと全額返金に応じるということなので、結局2時間遅れのガルーダのチケットを再度購入して飛びました。

最初のチケットのキャンセル料分だけ高いチケットを買うことになりましたが、
2時間遅れで無事にジャカルタに到着しました。

結局のところ、返金を申し出ることなく、時間に追われることのない人間にならないとって思います。